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Report & Newsレポート・お知らせ

「My First PC 学びとITを考えるシンポジウム」レポート

名 称 My First PC 学びとITを考えるシンポジウム
〜子どもの可能性を最大に引き出すためには?〜
日 時 2017年3月13日(月)
主 催 ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム(WDLC)
会 場 日本マイクロソフト株式会社 品川本社オフィス セミナールーム

子ども時代の学びとITについて考えるシンポジウムが開催!

子ども世代へのマイパソコンの普及によるIT人材の育成、ひいては国力の増進を目指して昨年発足した、WDLCの「My First PC」プロジェクトの活動周知を目的としたシンポジウムが開催された。本シンポジウムでは、WDLC会長の高橋美波による本プロジェクトの活動内容の紹介と、各界の有識者による、デジタル教育が与える子どもの成長、そして科学的見地から見た学びとITの可能性についてのプレゼンテーション、さらに子役タレントの谷花音さんを招いてのプログラミング体験デモが行われ、参加者たちは登壇者の言葉に熱心に耳を傾けていた。

参加したのは、40名以上の子育て世代の女性たち。本シンポジウムを通して、子どものうちからパソコンを使って学ぶことのメリットと、パソコンの活用が子どもの教育と将来にどのような影響を与えるのかを学び、我が子の将来に繋がるIT教育の持つ意味について思索を深めている様子。グループディスカッションでも活発な意見が飛び交っていた。

主催者挨拶

ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム 会長日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 コンシューマー&パートナーグループ担当高橋 美波(たかはし よしなみ)

WDLCでは、次世代、そして社会への貢献を行いたいという思いから「My First PC」プロジェクトに取り組んできました。このプロジェクトを通して、親御さんと一緒にデジタル教育を考え、多くのお子様にパソコンに触れていただき、将来、デジタル・ITの知識を備えた国際的に活躍できる人材をひとりでも多く世の中に送り出したいと考えています。現在、先進諸国と比べて、日本はパソコンの所有率や利用率がかなり低い状況です。私たちの調査では、子どものパソコン所有率と学力向上に相関関係があるというデータも得られており、子どもの頃からパソコンを活用することで、単なる知識だけではなく、クリエイティビティや情報発信力、コミュニケーションの能力を向上させることができると考えています。今後、小学校におけるプログラミング授業の必須化や大学入試におけるCBT(Computer Based Testing)の導入が検討されており、教育の場が劇的に変化していくことが予想されます。さまざまな企業やNPO法人と連携して、多くのお子様のデジタル技術を高めるサポートをし続けていきたいと思います。

ウィンドウズ デジタルライフスタイル コンソーシアム 会長
日本マイクロソフト株式会社 執行役員 常務 コンシューマー&パートナーグループ担当
高橋 美波(たかはし よしなみ)

プレゼンテーション 「デジタル時代の子どもたちの学び」

NPO法人CANVAS 理事長石戸 奈々子(いしど ななこ)氏

CANVASは、デジタル時代の子どもたちの創造的な学びの場を、産官学が連携して推進する活動を行っているNPO法人です。いまは、1000年に一度の大改革ともいえる"デジタル改革"の時代です。そのような時代を生きる子どもたちに求められるのは、世界中の多様な価値観の人たちと協働しながら新しい価値を創造する力です。その力を養うためには、知識を記憶・暗記することに評価の力点を置く教育ではない、新たな学びの場をつくることが必要だと考えています。
私たちはワークショップを通して子どもたちにデジタルデバイスにも触れてもらい、世界中の子どもたちと一緒に学び、創り出す場を提供しています。大切なのはデバイスを持つことではなく、どう使いこなすか。学校だけではなく、家庭も地域も企業もNPOもミュージアムも、ありとあらゆる大人たちが手を取り合い、これから先の新たな仕事、そして未来を創り出していく子どもたちを支援していきたいと思っています。

NPO法人CANVAS 理事長
石戸 奈々子(いしど ななこ)氏

プレゼンテーション「子どもを成長させる"知的刺激"とパソコン」

脳科学者中野 信子(なかの のぶこ)氏

経済協力開発機構(OECD)の調べでは、デジタルに頼らないほうが向上するのではないか、と思われがちな問題解決力も、早くからパソコンを持った子どものほうが高いというデータが出ています。今後人工知能が発達するなかで、ただの労働力ではなく、自分にしかできない仕事を見つけるためには、この問題解決力、すなわち"ひらめく力"を、子どもの頃に伸ばすことが重要です。子どもの頃の学習は蛇口をいっぱいにひねって水を貯められるのに対して、大人の学習はスポイトで一滴一滴垂らす程度。子供の頃に、脳にいかに刺激を与えて、どれだけの課題にトライできるかが大きな分岐点になります。また、早くからパソコンを持たせることに、不安を持つ親御さんもいらっしゃると思います。10代の脳はリスクの評価があまりできず、不安が増大しやすい特徴があると言われています。親御さんが、パソコンにはどんなリスクがあるのか、リスクにはどう対処すればよいのかを示してあげて、使い方を一緒に考えていくことが重要です。

脳科学者
中野 信子(なかの のぶこ)氏

プログラミング体験デモ

タレント谷 花音(たに かのん)さん

寺田氏の指導のもと、イギリスで開発された子ども向けプログラミング教材Micro:bitの互換機「chibi:bit(チビビット)」を使ったプログラミング体験をした花音さん。自分がプログラムしたとおりに「chibi:bit(チビビット)」が動作したときには「すごい!嬉しい!」と大興奮。「次はもっと長い光のアニメをつくってみたいです!」と、プログラミング体験をとても楽しんだ様子だった。

タレント
谷 花音(たに かのん)さん

NPO法人CANVAS ディレクター寺田 篤生(てらだ あつお)氏

NPO法人CANVAS ディレクター
寺田 篤生(てらだ あつお)氏

最新パソコン タッチ&トライ

会場の後方には、WDLCに参画しているパソコンメーカーの最新機種を、インストラクターに指導を受けながら体験できるパソコンブースが設けられた。参加者たちは、ソフトを使ったプログラミングや Windows 10 のファミリー機能を実際に体験。「今のパソコンってこんなに軽いんですね!」「子どもと一緒にプログラミングをしてみたいです!」といった声が聞かれた。

最新パソコン タッチ&トライ

参加者によるディスカッション

プログラム終了後に、参加者が10名程度のグループになってディスカッションが行われ、活発な議論が交わされた。子どもの頃からパソコンを持たせることの重要性に気づいたという声も多い一方、「目が悪くなるのが心配」「変なサイトを見てしまいそう」「頭から否定するのではなく一緒に考えないと」など、我が子を思う親心が多く聞かれた。

ママブロガーディスカッション

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