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Miss of Miss 2008 マイクロソフト賞 受賞 ミス上智大学 古谷有美さん独占インタビュー「忘れていた思い出も、写真が再生してくれるんです」

古谷有美(ふるや ゆうみ)

上智大学 外国語学部英語学科 2年

■生年月日:1988年03月23日

■年齢:20歳

■血液型:B型

■身長:160cm

■趣味:読書、お散歩、写真

■特技:料理、3秒!!早寝、小さい子と仲良くなる!

■好きな言葉:K.I.S.S(Keep It Simple and Stupid)

都会より田舎。ホテルより安宿。単なる観光より、
その土地の本当の顔や、地元の人との出会いが楽しい!

●古谷さんは、旅行にはよく行く方ですか?

今まであまり興味がなかったんです。でも去年の夏、第二外国語のスペイン語を使ってみたくて、メキシコ行こう!って突然思い立って、ついでだから経由地のロスにもってことになって1週間ずつ滞在したんです。それ以来、旅行っていいなって目覚めちゃって(笑)。私はいたれり尽くせりのホテルより、バックパッカーが多いユースホステルとか安宿に泊まるのが好きなので、メキシコはもちろんアメリカでもずっとそんな宿ばかり探してました。合い部屋で4~5人ぐらい、2段ベッドを1段ずつシェアして、食堂で「どこから来たの?」という話をしたりとか。そういう旅ならではの交流がすごい楽しい。

●旅先での出会いを楽しむことが、旅の目的にもなっているんですね。

そうですね。せっかく行くのに観光地を巡るだけでは何もならないと思うんです。名所がないところでも、自分なりの楽しみを見つけるおもしろさがあると思っているので、決められたパックツアーより、自分の気分で動ける旅が好き。いかにも「観光客」っていう旅より、その土地の空気を肌で感じて、土地の人となるべく同じ目線になって、その国の本当の顔を見るような旅の方が私には合っているなと思います。
そういう意味で、都会より田舎が好きですね。北海道出身のせいかもしれませんが、田舎って人があったかいんですよね。都会はみんな時間に追われているから、他の人のことを考えている余裕がないって感じで、ちょっと冷たいって思っちゃう。でも田舎に行くと、どんなに初めて会った人でも「おーわざわざこんな所までよく来たねー」と迎えてくれる雰囲気があると思うんです。

●最近は、フィリピンに行かれたんですよね。いかがでしたか?

とにかく人があたたかくて、ホスピタリティのある国だと思いました。タクシーのドライバーとも値段の交渉をしているうちに仲良くなったし(笑)、通りすがりの人も、手を振ったらみんな笑顔で応えてくれる。カメラを向けてもイヤな顔ひとつしないで、ほんとにあたたかく迎えてもらった気がします。旅行に行くと写真がたくさん撮れるのもいいですよね。

ファインダー越しに見ると、普段の生活にも発見がいっぱい。
忘れていた思い出も、写真が再生してくれるんです。

●古谷さんは、写真が趣味なんですよね。はじめたきっかけは何だったのでしょう?

大学生になってアルバイトして貯めたお金で、初めてコンパクト・デジタルカメラを買ったことですね。もともと写真を撮られるより撮る方が好きだったんですけれど、デジカメを手にしてから「たーのしい!」っていろいろ撮りはじめて。でも私、デジカメに充電が必要なことも知らなかったんです!買った次の日に沖縄旅行に行ったんですが、デジカメは初日の3時間ぐらいで息絶えて…勉強になりました(笑)。そんなふうにしばらくは小さなカメラを使っていたのですが、去年の夏に友達二人が同時に一眼レフカメラを買って「見てみて!これやばいでしょ!」って自慢されたのに影響されて(笑)、写真の楽しさの幅が広がる一眼レフカメラを買っちゃいました。

●一眼レフカメラで、どんな写真を撮るのが好き?

一貫したテーマがあるわけではないんですけれど、空を撮るのは好きです。地元の北海道は星がきれいだったせいか、昔から空を見上げる癖があって。だから気づいたら空にレンズが向いちゃってますね。
あとは植物をどアップで撮るのが好き。普段その辺に咲いている花を間近で見ることってないじゃないですか。でも写真を撮ろうと思うとほんとに集中して向き合うから、「こんなかたちだったんだ!」とか、小さい子が昆虫図鑑を見ているように毎回楽しい発見があります。自分が素直におもしろいと思ったところが失われないうちに、カメラにおさめたいと思っていますね。

●普段気づかないようなことも、ファインダーをのぞくと見えてきたりしますよね。

カメラで切り取った瞬間に風景もビビットになるし、色やかたちや質感がすごくリアルになる。五感が刺激される感じがしますね。普通に周りを見ているだけでは体験できない、不思議な感覚を味わえると思います。
それに写真は撮るときだけでなく、撮った後もおもしろい!写真自体は静止画なのに、それを見ると撮ったときのエピソードとか、そのときの情景が動画みたいにカタカタとフィルムで流れる気がするんです。旅行に行っても、どこに行ったとかは結構覚えているんですが、小さなことっていつのまにか忘れちゃいますよね。でも写真があれば、思い出が鮮明によみがえってくる。記憶の触媒というか、頭だけでは補えないものを写真が補ってくれる感じがします。

結婚式で、私の写真を使いたいと言ってくれた人がいて。
私も、だれかの「きっかけ」になれたらうれしい。

●以前から撮った写真を、人に見せたいという気持ちはありましたか?

以前ミスコンの自己PRタイムで歌を歌ったのですが、そのとき、普段撮っている写真を背景の大きなスクリーンに映してもらったんです。その後、ミスコンに来てくださった一般の方からメールが来て、「写真にすごく感動した。妹の結婚式で使わせてくれないか」と言われて。まさか趣味で撮っている写真に、そんなふうに共感してもらえるなんて思っていなかったのでびっくりしました。妹さんへのメッセージと私の写真を一緒に載せたカレンダーをプレゼントしたんですが、すごく喜んでくださったと聞いたときはうれしかったですね。
それ以来、自分の写真を人に見せるっていうのも、大事なことなのかもしれないなって考えるようになりました。それまではあくまでも趣味だし、人様に見せるものでもないと思っていたんですけど、少しでも共振・共鳴してくれる人がいて、「どこで撮ったの?」とか興味を持ってもらえるとやっぱりうれしい。写真っていう言葉じゃない素材で、自分の感じていることを伝えられるのっておもしろいなって思うようになりました。

●今回、ブログや写真を公開してもらうわけですが、それについては?

たとえば、旅先の出会いって一期一会ですよね。そんなとき、私が写真で記憶に残しているように、私も相手の記憶の中に自分の足跡を残せたらいいなと思っているんです。私が旅でインスパイアされるように、私の写真や日記を見てくれた人が、「こういう見方もあるんだ」「写真っておもしろいかも」「空ってきれいだな」とか、何かを感じてくれたり、そのきっかけになるとうれしい。見てくれた人に「何かを残す」ことができればいいなと思っています。皆さんぜひ、私と「つながり」になってくださいね。